Dream Japan

Vol.17:
"Unga Bunga Binga Bunga ! "
    - P.E. & Rap Legends
 (ウンガ・バンガ・ビンガ・バンガ)  

(2014/06/25)

暑い夏の到来と共に、ラップ・ミュージックも海岸で聴こえてくるようになる!

「ウンガ・バンガ・バンガ・G!、ウンガ・バンガ・ビンガ・バンガ!」- この不思議なフレイバー・フレイブの唱える呪文は、原始的でユーモラスなヒューマン・バンケット(宴)を彷彿させる!


・"Flavor Flav - UNGA BUNGA BUNGA G"


・"I'll Never Let You Go"


・"Michael Jackson"


・"Flavor Man!"


「ウンガ・バンガ」を聴いただけでは、フレイバー・フレイブが何者かわからない人も多いだろうが、彼が何者かを知る人からしたら、”偉大なる革命児”、”天才カリスマ、レジェンダリー・ラッパー”である。P.E.(Public Enemy、パブリック・エネミー)として一世を風靡し、チャックDと共にラップ界のレジェンドとしてその名をとどろかせた。

2013年に"ロックンロールの殿堂"入りしたラップグループ、P.E.のフレイバー・フレイブは人気番組”Flavor of Love”も大ヒットさせた!フレイバーの恋人を探せとはじまった番組だが、女性たちの口論が話題になり、笑いも誘い、高視聴率を記録した。ひとへにフレイバーのキャラクターによるところが大きいが、どんなプレッシャーもユーモアに変えてしまう魅力がある。

"Fight the Power"は、オバマ大統領夫妻が初デートで観たという映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」の主題歌として89年にリリース。スパイク・リー監督はPEの"Fight the Power"をインスパイアし、後に”マルコムX”なども撮影、PEのみならず、ウェズリー・スナイプス(マイケルの”BAD”で有名)、デンゼル・ワシントン、サミュエル・リー・ジャクソンなどのブラック・スターを映画から輩出し、現在はNY大、コロンビア大、ハーバード大で教鞭をとっている。スパイクに代表される黒人監督にもブームが訪れ、91年にはアイスキューブ主演の"Boyz 'N the Hood"(ボーイズン・ザ・フッド)を弱冠24歳のジョン・シングルトン監督が大ヒットさせて、マイケル・ジャクソンにPV、"Remember the time"の撮影を依頼された。ジョンはマイケルの妹、ジャネットの初主演映画、"Poetic Justice"も撮影した。スパイクの方も"They don't really care about us"のPVをマイケルに依頼され、ブラジルの地で撮影をした。映画のために書き下ろした"Fight the Power"はヒップホップチャートNo.1になり、まさにヒップホップの全盛期を築いた象徴的なチューンとなった!

"1989年の夏 ..."で始まる、フレイバーとチャックの掛け合いが最高なラップチューンで、いわば、「強い者を倒せ!」、スポーツで言う、"ジャイアント・キリング”を目指せというような曲だ!相手が強かろうが、立ち向かえ!、いわば、青年ダビデが巨人ゴリアテに立ち向かったようなアティテュードを現しており、一躍、P.E.をスターダムにのし上げた!

"Don't believe the hype"はいわば、"噂を信じるな"、"メディアのゴシップを信じるな"・・・的なノリを現し、"911 is a joke"は、911(日本の119番、救急車)は黒人の貧困街ではジョークでしかないという内容で、Duran Duranや多くのミュージシャンが好んでカバーした。

"Don't believe..."の映像もU2がライブで多用した。フレイバーとチャック、そしてプロフェッサー・グリフとターミネーターXの4人の中核が非常に個性的で、白人ロックやポップスも含めて当時、最もクールなユニットだったといっても過言ではない。

個性溢れるP.E.の"夏"を感じる"Fight the Power"を筆頭に、クールな10曲を紹介しよう。


◇PE Best Tunes!


・"Public Enemy - Fight The Power "


・"Don't Believe The Hype "


・"911 is a Joke (1990) "


・"Anthrax & Public Enemy - Bring the Noise"


・"Give It Up "


・"thin line betweem law & rape "


・"Get Off My Back "


・"You're Gonna Get Yours "


・"Shut Em Down live !(Pete Rock Remix) "


・"What kind of power we got ? (Soul Power !) "


*********************************************************************************

◆"State-of-the-Art Point":


"Unga Bunga Binga Bunga ! "
    - P.E. & Rap Legends
 (ウンガ・バンガ・ビンガ・バンガ)  

P.E. No.1 - パブリック・エネミーこそNo.1ラップ・グループだといっても過言ではないが、Jayz(ビヨンセの夫)まで続く系譜の中で、偉大なるラッパーたちが歴史を作った。

ストリートの言葉遊び、黒人のための音楽のはずが、白人音楽にも多大なる影響を及ぼした。2000年代に台頭した白人ロッカーたちはリンプ、リンキンはじめ、ロックとラップの融合のような流れがクールで先端だ、と認識していたし、日本では、ドラゴンアッシュらがその代表格として90年代末に台頭した。


・"RUN-DMC - Walk This Way "


・"It's A Tricky "


・"WRECKX-N-EFFECT - RUMPSHAKER "


・"MC Hammer - U Can't Touch This"


・"MC コミヤ - 「遣唐使です!!」"


・"MC Takeer - U Can't Touch This "


・"LL Cool J - Mama Said Knock You Out "


・"Naughty By Nature - Hip Hop Hooray "


・"Spice Girls - Wannabe "


・"Marky Mark And The Funky Bunch - Wildside"


・"C & C Music Factory (Everybody, Dance Now!) Gonna Make You Sweat "


・"SNOOP DOGG - WHO AM I (WHATS MY NAME)"


・"Linkin Park f/Jay-Z - "Numb/Encore""


・"Orange Range - Love Padade "


・"Dragon Ash - Viva La Revolution "


以前の記事




本件に関するお問い合わせは、インターアーツ mail@interarts.info まで