Dream Japan

Vol.24:
"Reiwa Era Celebration -LVB PC No.5 Emperor"

令和新時代 - ベートーベンと辻井伸行


- "Ludwig Van Beethoven - Piano Concerto No.5 op.73 'Emperor'"

(2019/07/27)

2019年5月1日、日本は令和という大化以来の248番目の元号の新時代に突入し、第126代徳仁(なるひと)天皇が即位した。

ここに掲載するコンサートは、日本を代表する天才ピアニスト、辻井伸行氏がベートーベンのピアノ協奏曲第5番、通称「皇帝」を演奏したシーンだ。

「皇帝」というのはベートーベンがつけた題名ではない。荘厳な曲調から後につけられた呼称である。

ベートーベンがナポレオンの為に書いた交響曲第3番変ホ長調「英雄」は、彼が皇帝になったことから「シンフォニア・エロイカ(Sinfonia eroica)」=「英雄交響曲」と名付けられた。

ベートーベンはナポレオンによるフランス革命の顛末としての民主主義を期待していたが、ナポレオンが皇帝を名乗った事で、曲に彼の名をつけるのを止めたと言われている。

現在の日本の天皇制は、第2次世界大戦後にアメリカGHQの統治下で定められた象徴天皇制であり、それとは異なるが、伝説上の初代神武天皇(Legendary First Emperor, Jimmu)よりずっと、約2680年間、続いている万世一系の皇室である。

また、即位はあっても退位は珍しく、約202年前の江戸時代の光格天皇以来であった。

何れにせよ、「令和」という時代が世界でも例を見ない象徴天皇制にふさわしく民衆第一の時代になる様、願いたいものだ。


辻井伸行は数々の賞を受賞した日本を代表するピアニストだが、彼の名演の一つであるこのピアノ・コンチェルト第5番を是非とも堪能いただきたい。

2020年、令和二年の新時代、東京五輪、オリンピック・パラリンピックまで365日を過ぎたが、彼の演奏こそ、その舞台で世界に観せたいパフォーマンスだ!


ピアノ協奏曲第5番「皇帝」:ベートーベン




辻井伸行



ベートーベンの生涯



令和新時代



ピアノ協奏曲第5番「皇帝」:ベートーベン



交響曲第3番「英雄」:ベートーベン