Dream Japan

Vol.20:
"69 years of Starman”

- "スターマンの69年"

(2016/01/11)


グラムロックの旗手として活躍したデヴィッド・ボウイは1947年ロンドン南部ブリクストンで生まれた生粋のロンドンっ子であり、”最も洗練されたミュージシャン”と言われた。

親交の深いミュージシャンも多く、エルトン・ジョン、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、マドンナ、ナイル・ロジャース、イギー・ポップ、ボノ、ジョージ・マイケル、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー、ピンク・フロイド、そして故マーク・ボラン、ミック・ロンソン、フレディ・マーキュリー、ルー・リード、ジョン・レノン等々。

音楽、アート、ファッション、フィロソフィー、美学・・・多方面で才能を発揮し、影響を与え続けた。

日本でも氷室、布袋らの伝説的ロックバンド、BOØWYの音楽的ルーツでもあり、戦場のメリー・クリスマスでの坂本龍一との競演、吉川晃司、イエモン、Glay、矢野顕子、X Japan、電気グルーヴ、サンボ・マスター、JUDY AND MARY、清春らが哀悼のコメントを発表した。

映画「2001年宇宙の旅」をモチーフにした”Space Oddity”のヒットから、"The Man Who Sold The World"、"Hunky Dory"とアルバムがヒットし、そして名盤といわれるコンセプトアルバム、"Ziggy Stardust"が1972年にリリースされた。

"Ziggy Stardust"からは、"5 years","Starman","Suffragette City"," Rock n Roll Suicide","Ziggy Stardust"などの名曲が生まれた。

はじめてD.ボウイを聴く人には、ベストを聴くよりも、"Ziggy Stardust"を聴くことをお勧めする。

彼が音楽界に何を残したのか?そして若い人にとって、日本の多くのミュージシャンが何故彼に影響されたのか?よく分かるであろう。

スティービー・ワンダーやZEP、グラムの双璧T.Rex、Deep Purpleらが一時代を築いた70年代を代表するミュージシャンである彼の功績をもし、リアルタイムで聴いていたら、貴方もミュージシャンを目指していたかも知れないだろう。


・"Bowie.Net"



◆"State-of-the-Art Point":

- "69 years of Starman"

D.ボウイはグラム・ロッカーとして一世を風靡しながら、時代と共にポップ・スター、ブロードウェイのシンガー、ダンディーなシンガー、デカダンなアーティストと変化をしていった。

"最も洗練されたアーティスト"と呼ばれたように、その時代、時代においてセンスを感じ、関わった人によると、優しい男だと言われている。

ストーンズのミック・ジャガーとの派手な生活の噂もあり、アンジーという名曲はD.ボウイの妻のことを歌ったものであるし、ガンズのスラッシュの母親とも関係があったとも言われているいわゆる”モテ男”ではあったが、その派手さとは対照的に、おだやかな性格だったようだ。

2人目の妻のイマーンはマイケル・ジャクソンの”Rember the time”で王妃役を演じている美人黒人モデルだ。

"Remember the time"

日本を代表するギタリスト、布袋がソロになった際にはリスペクトを込めた”Starman”の見事なカヴァーも披露し、競演も果たした。

"Starman" - 布袋寅泰

日本のロックバンド”Ziggy”はまさに彼のアルバムからインスパイアされ、北川景子と結婚を発表したDAIGOもデビュー時は、”DAIGO Stardust”だった。

何故日本人に受けたのか?日本はアイドル的なほうが売れる市場だといわれているが、アイドル的なヴィジュアルであり、それでいて音楽的に先端をいっていたのだから、日本人には好まれる要素が多かったであろう。

海外でも彼の影響はかりしれず、本国英国や米国をはじめ、多くのミュージシャンの仲間が多数いた。米国でもレディ・ガガのデビューアルバムの名前は”Fame”という彼がJohn Lennonと競演した曲のタイトルと同名だ。

モット・ザ・フープルのヒット曲である"All The Young Dudes"(すべての若き野郎ども)は彼の作曲でもあるし、映画ラビリンスではジェニファー・コネリーと競演し、魔王ジャレス役をつとめるなど、俳優としても活躍した。

"All the young dudes"

"Smells like teen spirit"を大ヒットさせたNirvanaであるが、すべての若き野郎どもにコンセプト的に影響を受けたようでもあるし、ボウイの"The man who sold the World"(世界を売った男)をカート・コヴァーンの生前にはカヴァーもしている。

" The Man Who Sold The World "

坂本龍一の代表曲のひとつ、”戦場のメリー・クリスマス”の映画では坂本龍一、ビートたけしもD.ボウイと競演し、日本でも一気に知名度をあげた。ビートたけしもこの大島渚監督の映画への出演が、後の映画監督になるきっかけになったと語っている。

ここでは彼の追悼として、お勧めの10曲を紹介しよう。いや、セレクトしていったら、20曲に及んだが、彼を偲んで何とか、ご了承いただきたい。



◆"D.Bowieのお勧め曲"

1.Five Years

2.Blue Jean

3.Starman

4.Heroes

5.I'm afraid of Americans

6.Fame with John Lennon

参考:"Game"-宮沢りえのデビュー曲

7.Let's Dance produced by Nile Rodgers

8.Under Pressure with Freddie Mercury

9.Rebel Rebel

10.Modern Love

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11.Black Country Rock

12.John, I’m Only Dancing

13.Diamond Dogs

14.Dancing In The Street with Mick Jagger (covered from Martha & The Vandellas)

15.Life on Mars

16.Young Americans

17.Changes

18.Ashes to ashes

19.Sound and Vision

20.Jean Genie

ロバート・パーマーにせよ、ルー・リードにせよ、フレディ、ジョンにせよ、そしてデヴィッドにせよ、偉大なミュージシャンの功績は、音楽という形で生き続けるであろう!

2016年1月10日-David Bowie永眠 - デヴィッドよ、ありがとう!彼は今、星屑(Stardust)になったが、永遠に輝き続けるであろう!


Rest in Peace - David "Stardust"



・"David Bowie Official "(Sony Music)

・"David Bowie Official "(Warner Music)