Dream Japan

vol.17:
"Destiny Draft 2012" - "Love or Pande-monium?"

運命のドラフト - "愛か混乱か?"

(2012/10/28)

運命のドラフトが今年も開催された。

2012年は、結果的にはドラフトの注目人気選手が人気の高い球団の優先交渉権を受けるということになった。

まずは東海大菅野投手、単独1位指名で2年越しのジャイアンツ愛が実った。昨年は日ハムの電撃指名が話題をさらったが、叔父である原辰徳監督のいるジャイアンツ加入を宿命と思い1年の浪人期間を経て、ようやく憧れの巨人の一員になれた。背番号は、一浪して"雑草魂"を座右の銘にしていた沢村賞投手、上原投手や、メジャーにもいった木田投手、ドラフトに運命を左右されたが沢村賞を2度獲得した小林繁投手らのつけた19番となった。

巨人へ逆指名する選手は多く、たびたび批判の的になるが、人気企業へ就職したいのは一般的には当然であるが、これがショー的要素も含むプロ野球となると、許されない。逆指名制度のあった短期間を除いて、能力の高い選手でも、希望球団に最初からは入れないのである。「勢力均衡」ということで各球団の活性化を図るためである。

しかし、それと相反する結果をもたらす可能性が生じている。メジャーへの挑戦となると、希望が叶い、自分の獲得を希望した球団の中からであるが、好きな球団と交渉ができるのが現状である。

花巻東の大谷投手はドジャースやレンジャースなど獲得に興味を示してくれた球団から好きな球団を選ぶ権利があるのである。直接メジャーに行く場合、日本に帰国しても3年プロに入れない制度をNPBは現行措置として作ったが、それでもリスクを追ってメジャーという彼の夢に挑戦する決断を評価する声も多い。

しかし、一方(国内)に選択の自由がなく、一方(海外)に選択権があるという不合理な制度と現行なってしまっている。

そこに一石を投じたのが日ハムである。昨年の菅野に続き、またも大谷を指名して一躍、ドラフトの"主役"に躍り出た。

大谷の将来の夢は理解できるが、国内で基礎を築いてからメジャーに行く選択肢もあるだけに、最後にどういった決断をするのであろうか。

"戦国東都"と言われる激戦の東都大学3連覇を支えた亜細亜大の東浜投手は22完封、35勝、420奪三振のリーグ新記録を打ち立てた逸材で、中央大澤村(現巨人)、東洋大藤岡(現ロッテ)などと投げ合い、1年上の青山篠塚Jr.(現ホンダ)らの最後の秋の優勝も優勝決定戦を2 - 1完投で阻んだ屈指の好投手であるが、ソフトバンク・ホークス王会長が横浜DeNA、埼玉西武との競合の末、くじを引き当てた。

その後、埼玉西武はNTT西日本の増田投手を広島とのくじ引きで引き当てた。

横浜は"中畑2世"の呼び声高い東都の首位打者、白崎浩之内野手の交渉権を獲得した。2013年には関西だけでなく、東京にプロ球団ができる女子野球日本代表の主力である六角、磯崎、新宮らの名選手を輩出した女子の名門高である埼玉栄高の男子チームで1年からレギュラーとなって活躍した後、東都の古豪駒大にあがり、東都の首位打者を獲得した選手だ。4年最後の秋の首位打者は社会人入りの決まっている同僚小林勇登に譲ったが上位のリーグ4位の打率だった。

春夏連覇で甲子園を沸かせた藤浪晋太郎投手は4球団競合の末、阪神タイガースが交渉権獲得した。金本、城島が抜け、かつ藤川もメジャー挑戦と言われる中でチームを再構築するには最適な選手だ。彼も菅野がつけたということで敢えて小林繁投手がつけた同じ背番号19にすることが決まったが、スーパーエースになる可能性を秘めた投手だ。しかも巨人坂本の後輩である青森光星学院高で春夏準V、大会4本塁打の北條内野手を2位で交渉権獲得した。千葉ロッテ、ヤクルト、オリックスは藤浪の競合に敗れたが、それぞれ、左腕大阪ガスの松永投手、ヤマハの石山投手、オリックスは昨年も何度もくじに見放されたが今回も藤浪、松永と外した後に、大体大の左腕松葉投手を1位指名した。

東北楽天と広島カープは東福岡の高校No.1左腕といわれた森 雄大投手を競合の結果、楽天がくじを引き当てた。

広島は森、増田と外したが、龍谷大平安の高橋 大樹選手の交渉権を獲得した。

中日は地元名古屋の慶応大福谷投手を指名し、2位も愛工大名電の左腕、濱田投手で、地元の前評判の高い投手を2人も上位で交渉権獲得した。

総じて巨人、阪神、ソフトバンク、日ハムという観客動員数の高い人気球団が有名人気選手の交渉権を獲得した2012年のドラフトであったが、たとえば最も盛り上がる阪神-巨人戦で藤浪-菅野の19番同士が投げ合う伝統の一戦が甲子園や東京ドームで行われると思うと、今から楽しみでもある。

巨人 vs 日ハムのプロ野球日本シリーズも10月27日からはじまるが、これらの選手が来年、あるいは数年後にリーグ、交流戦、クライマックス、そして日本シリーズ、さらにはWBCなどの大舞台で活躍するスタート地点にたったことが頼もしく、数年後のスター選手の運命を決めた印象的な一日となったであろう。

これからの活躍と成長を、見守りたいものである!


◆"State-of-the-Art Point":

ドラフトは選手の人生を左右する一大イベントであるだけに、何度観ても悲喜こもごものドラマに感嘆させられる。

菅野は"ジャイアンツ愛"を2年かけて貫いたが、原監督の晴れ晴れとした表情と、二人のグータッチが何ともいえない。

"Love or Pande-monium?"という言葉には、2つの相反する感情が含まれている。菅野や大谷の強行とも言われるが"夢"、"憧れ"に真っ直ぐ向かう、"愛"。また、それを取り巻く球団やファン、関係者たちの"混乱"ぶりである。

一番の波紋は大谷投手であろう。

長身から投げ下ろす高校生初の160キロをマークした脅威のスピード、高校選抜の代表チーム4番という大きなポテンシャルはあるが、投手として制球力は藤浪を上回るとは言えず、残念ながら4年上の大学生、東浜の完成度に及ばないのが現状である。

それでも、メジャーにとっても、100マイル(161キロ)を投げる18歳は国際舞台になかなかおらず、しかもメジャーは下位球団から選手を指名するウェーバー制であることから、米国の選手であれば、良い選手から下位球団に獲られてしまうが、大谷の場合はもっぱら自由獲得競争になるのであるからスカウトたちが躍起になるのも無理はない。

しかし、スカウティングを考慮する上で、球速や上背、スリムな体系は選手としての結果とはさほど関係ない、ということを強調しているのがベストセラーとなった「マネーボール」に記述されている内容である。

ジェレミー・ブラウンという太った選手を上位指名する際の考察がおもしろいが、ベーブ・ルースもずんぐり体系だったが、2012年メジャー・リーグ、ワールドシリーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ vs デトロイト・タイガースの第1戦でそのベーブ・ルース、レジー・ジャクソン、アルバート・プホルスに次いで4人目となる1試合3本塁打の快挙をそれもサイヤング賞投手バーランダーから2本打ち成し遂げたパブロ・サンドバルも、ずんぐりむっくりとして120キロはあろうかという体系である。愛称は見た目から"パンダ"、映画「カンフー・パンダ」("Kung Fu Panda")の主人公に似ているということで同僚のジト投手に名づけられたのだが、そのパンダグッズがサンフランシスコでは大人気である。

"Pande-monium"は"混乱"という意味だが、サンドバルの3打席連続ホーマーを、サンフランシスコでは、"Panda-monium"(パンダの混乱、狂乱)といった造語で歓迎し、熱狂している。

2010年にSFジャイアンツがワールドチャンピオンになったときには、この"パンダ"サンドバルはベネズエラ時代に、対戦相手のテキサス・レンジャースにスカウトされて吉報を待ったが連絡がなくなり、その後ジャイアンツに入った経緯があることが話題にもなった。レンジャースに要は、ワールドシリーズで見返した訳だ。

一方の大谷は理想の190cm超の長身とスマートな体格、抜群のスピードを持つが、同じく才能に溢れた将来有望な高校生として描かれたビリー・ビーンがメジャーで大成しなかったストーリーも「マネーボール」の中核となる話である。それについては後日、詳しく述べる機会を作ることにするが、大谷は打者としても優れているものの、まだまだそれらはあくまで高校時のポテンシャルでしかないのであり慢心はできない。思えば、タイガースの4番フィルダーは「マネーボール」でドラフト当時は酷評されていたし、45年振りの三冠王、ミゲル・カブレラからフィルダー、D.ヤングと続く3、4、5番はすべてプロレスラーのようにゴツい。メジャーで成功するには一定のパワーも必要なのであろう。日本で優れた成績を残しても、メジャーで全く活躍できなかった選手も多々いる。その日本のトッププロ以下の実力が大谷の現在地であり、シンシナティ・レッズのクローザーに成長した170キロ左腕、チャップマンのように大成する可能性もあるし、大成するとも限らない。

最近頭角は現したが157キロを投げ、同じく逸材であった花巻の先輩である菊池雄星の当初の苦悩や、大成しなかったその他の高校球児の例もある。日ハムはダルビッシュを筆頭に、中田翔、陽、投手から野手に転向した糸井らを育て、育成面では定評があるだけに数年、日本でやる選択肢も彼にとって悪くはないだろう。

しかし、彼の夢があくまでメジャーにあるなら、少しの遠回りよりも、開放的なメジャーの空気の中に一日も早く身を置きたいのかも知れない。

誰が何と言おうが、個々人の選択である。一方で、先に述べたメジャーに行けば球団が選べ、日本ではドラフトにかかりどこに行くかもわからない、という制度上の問題は課題である。

メジャーにはドラフト指名権をFAと引き換えにするなど、指名権そのものをやりとりする制度もあり、やはりまだ現行の日本及びメジャーとの間のドラフト制度には改善の余地があるように思えてならない。

しかしながら、2006年のドラフトでセ・リーグの中日、阪神、巨人の3球団が1位指名したのが愛工大名電、堂上直倫、その抽選にもれたジャイアンツの外れ1位は誰だったかご存知であろうか?今や1、2を争うチームの人気者、坂本勇人内野手である。さらにその年の育成枠獲得選手が新人王を獲った松本哲也外野手である。

ドラフト以降の本人の努力と才能の開花で、この指名順を覆す結果を残す選手が多く出ると言う事も非常に重要なファクターである。

今年のその他各球団の指名順は以下に付記しておくが、この順位があくまで入団時のもので、今からその評価を覆し、球界No.1選手になることも大いに可能で、その争いは、今からはじまっているのである。


◆2012 ドラフト会議順位

◎は抽選により交渉権獲得

セントラル・リーグ

巨人
1位菅野 智之 (東海大、投手、右右)
2位大累 進 (道都大、内野手、右右)
3位辻 東倫 (菰野、内野手、右左)
4位公文 克彦 (大阪ガス、投手、左左)
5位坂口 真規 (東海大、内野手、右右)

育成1位田原 啓吾 (横浜、投手、左左)
育成2位松冨 倫 (別府大、内野手、右右)

俊足大累、ミートの辻、東海大のサード坂口、俊足松冨ら内野手の補強を重点課題にしていたことがよくわかる補強だ。例年より育成枠選手が少ないが、エース候補の菅野、左の公文、田原ら投手も確実に補強した。外野は揃っているということか、あるいはイチロー、松井ら大物を補強する可能性もあるということだろうか。

中日
1位福谷 浩司 (慶大、投手、右右)
2位浜田 達郎 (愛工大名電、投手、左左)
3位古本 武尊 (龍谷大、外野手、右左)
4位杉山 翔大 (早大、捕手、右右)
5位溝脇 隼人 (九州学院、内野手、右左)
6位井上 公志 (シティライト岡山、投手、右右)
7位若松 駿太 (祐誠、投手、右右)

左右のエースを1、2位で獲った時点で最高のドラフトだろう。首位打者古本や早稲田で斉藤らを受けた捕手杉山も補強した。

ヤクルト
1位1回目藤浪 晋太郎 (大阪桐蔭、投手、右右)
1位石山 泰稚 (ヤマハ、投手、右右)
2位小川 泰弘 (創価大、投手、右右)
3位田川 賢吾 (高知中央、投手、右左)
4位江村 将也 (ワイテック、投手、左左)
5位星野 雄大 (香川、捕手、右右)
6位谷内 亮太 (国学院大、内野手、右右)
7位大場 達也 (日立製作所、投手、右右)

社会人No.1の呼び声もある石山はじめ4位まで全て投手だ。2位の小川は171センチながら"和製ライアン"と呼ばれる足をたかくあげるフォームで快速球を投げるファンが付きそうな選手だ。5位の捕手星野は四国IL香川からの入団だ。

広島
1位1回目森 雄大 (東福岡、投手、左左)
1位2回目増田 達至 (NTT西日本、投手、右右)
1位高橋 大樹 (龍谷大平安、外野手、右右)
2位鈴木 誠也 (二松学舎大付、内野手、右右)
3位上本 崇司 (明大、内野手、右右)
4位下水流 昴 (ホンダ、外野手、右右)
5位美間 優槻 (鳴門渦潮、内野手、右右)

育成1位辻 空 (岐阜城北、投手、右右)
育成2位森下 宗 (愛工大、外野手、左左)

投手はドラ1候補を2人外してからは結果的に合計1人のみの補強となった。後は打てない打線のテコ入れに野手が6人。上位の高橋、鈴木は高校屈指の野手、上本は六大ベストナイン、下水流(しもづる)は横浜高から青山学院大、そして社会人ホンダにいったいずれのチームでもキャプテンをつとめた強肩外野手だ。

阪神
1位1回目藤浪 晋太郎 (大阪桐蔭、投手、右右)  ◎
2位北條 史也 (光星学院、内野手、右右)
3位田面 巧二郎 (JFE東日本、投手、右右)
4位小豆畑 真也 (西濃運輸、捕手、右右)
5位金田 和之 (大院大、投手、右右)
6位緒方 凌介 (東洋大、外野手、右左)

1、2位が甲子園のスター。阪神がドラフトの主役になったことは珍しい。清原を外して以来、実にドラフト12連敗中だったというからそれもそのはずだ。下位も各リーグでベストナイン級の選手ばかり。入団前の前評判では、近年最高の補強だろう。

横浜DeNA
1位1回目東浜 巨 (亜大、投手、右右)
1位白崎 浩之 (駒大、内野手、右右)
2位三嶋 一輝 (法大、投手、右両)
3位井納 翔一 (NTT東日本、投手、右右)
4位赤堀 大智 (セガサミー、外野手、右右)
5位安部 建輝 (NTT西日本、投手、右右)
6位宮崎 敏郎 (セガサミー、内野手、右右)

育成1位今井 金太 (広島国際学院、投手、右右)

即戦力投手が欲しい台所ながら、春の東都首位打者、白崎を1位指名した。法大優勝の原動力、先発、抑えとどこでも投げられる三嶋投手、タフな井納らの交渉権を獲ったが、セガサミーからは赤堀、宮崎両野手を補強した。東浜を逃したのが大きいが、できればもう少し即戦力投手が欲しかっただろう。


パシフィック・リーグ

北海道日本ハム
1位大谷 翔平 (花巻東、投手、右左)
2位森本 龍弥 (高岡第一、内野手、右右)
3位鍵谷 陽平 (中大、投手、右右)
4位宇佐美 塁大 (広島工、内野手、右右)
5位新垣 勇人 (東芝、投手、右右)
6位屋宜 照悟 (JX-ENEOS、投手、右左)
7位河野 秀数 (新日鐵住金広畑、投手、右右)

大谷を獲れれば大成功だが、そうでなければ、強打の森本、宇佐美らに強い球を投げる中大鍵谷、東芝新垣らの交渉権を獲った。

埼玉西武
1位1回目東浜 巨 (亜大、投手、右右)
1位増田 達至 (NTT西日本、投手、右右)  ◎
2位相内 誠 (千葉国際、投手、右右)
3位金子 侑司 (立命大、内野手、右両)
4位高橋 朋巳 (西濃運輸、投手、左左)
5位佐藤 勇 (光南、投手、左左)

育成1位水口 大地 (香川、内野手、右両)

さすがに渡辺監督も東浜までは引けなかったが、増田、相内、変則左腕の高橋ら即戦力の期待のかかる投手が並ぶ、地方の雄を多く補強したドラフトだ。

福岡ソフトバンク
1位1回目東浜 巨 (亜大、投手、右右)  ◎
2位伊藤 祐介 (東北学院大、投手、左左)
3位高田 知季 (亜大、内野手、右左)
4位真砂 勇介 (西城陽、外野手、右右)
5位笠原 大芽 (福岡工大城東、投手、左右)
6位山中 浩史 (ホンダ熊本、投手、右右)

育成1位八木 健史 (群馬ダイヤモンドペガサス、捕手、右右)
育成2位大滝 勇佑 (地球環境、外野手、右右)
育成3位飯田 優也 (東農大北海道オホーツク、投手、左左)
育成4位宮崎 駿 (三重中京大、外野手、右左)

昨年の武田翔も順調に育った2012年だが、エース候補東浜が予定通り育てば、投手王国復活の可能性もあり、かつ、FAで寺原を獲るという噂もある。長嶋監督がジャイアンツの窮地で松井を引き当てたように、東浜を引き当てた王監督は"野球運"に恵まれた人であることを改めて感じた。東北のドクターK伊藤、東浜の同僚俊足高田、スラッガー真砂(まさご)ら逸材も多く獲ったが、川崎宗の復帰も噂される内野は高田一人だった。

東北楽天
1位1回目森 雄大 (東福岡、投手、左左)  ◎
2位則本 昂大 (三重中京大、投手、右左)
3位大塚 尚仁 (九州学院、投手、左左)
4位下妻 貴寛 (酒田南、捕手、右右)
5位島井 寛仁 (熊本ゴールデンラークス、外野手、右右)
6位柿沢 貴裕 (神村学園、投手、右左)

育成1位宮川 将 (大体大、投手、右右)

左腕森の獲得は先発陣の補強の上で大きいだろう。さらに則本、大塚、柿沢、宮川らの投手4名。下妻はヤクルトも注目していた夏の甲子園で宣誓をつとめた大型捕手だ。島井も俊足で、戦略のよく分かる特徴ある補強が目立つドラフトとなった。

千葉ロッテ
1位1回目藤浪 晋太郎 (大阪桐蔭、投手、右右)
1位松永 昂大 (大阪ガス、投手、左左)  ◎
2位川満 寛弥 (九州共立大、投手、左左)
3位田村 龍弘 (光星学院、捕手、右右)
4位加藤 翔平 (上武大、外野手、右両)

社会人、大学から上位2名は左腕を獲り、光星学院の捕手田村も交渉権獲得した。加藤は俊足のスイッチヒッターだ。

オリックス
1位1回目藤浪 晋太郎 (大阪桐蔭、投手、右右)
1位2回目松永 昂大 (大阪ガス、投手、左左)
1位松葉 貴大 (大体大、投手、左左)
2位佐藤 峻一 (道都大、投手、右右)
3位伏見 寅威 (東海大、捕手、右右)
4位武田 健吾 (自由ケ丘、外野手、右右)
5位森本 将太 (福井、投手、右右)
6位戸田 亮 (JR東日本、投手、右右)

育成1位原 大輝 (信濃グランセローズ、捕手、右右)
育成2位西川 拓喜 (福井、外野手、右左)

ドラフト1位指名11連敗に、昨年までとはいかないが、今年も2度抽選に破れてしまった。それでも松葉、佐藤と左右の即戦力候補投手を獲り、東海大学屈指の強打の伏見捕手や新庄2世と言われる武田らも補強した。


以上、各チームのドラフト交渉権獲得選手であるが、思えばイチローも、ドラフト時にはあまり注目されていなかった。

その選手が今や日米8年連続首位打者、1シーズン262安打、通算3884本安打、NYヤンキースの主力、WBC2連覇のリーダをつとめたのである。

来年には、あと116本に迫った日本人としては前人未踏の4000本安打へのチャレンジが待っている。

小久保、金本、城島、石井琢らの引退に、スーパースター、イチロー、松井、小笠原らも晩年を迎えている世代交替の過程の中、この83名のリストから次のスーパースターが現れることを期待したいものである!


・プロ野球ドラフト会議 2012

・運命のドラフト 2011



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